45年に渡り、様々なエンジンのカムシャフトを研磨・製作してまいりました。市販カムシャフトのハイカム化から丸材からの削り出しカムまで幅広く対応しています。
JUNブランド製品は専用の鍛造素材から製作しております。
ビレット素材(鍛造丸材)より総削り出しで製作しております。一般的なクランク(鍛造製品)では作り得ることのできない理想的な形状のクランクシャフトを造り出すことができました。
コンロッドの要である高剛性を実現するため、鍛造素材から総削り出しで製作しました。また、クローズイン現象を抑えるために、大端部は剛性を上げられる形状で設計しております。
英コスワース社との提携により開発しました。当社でピストンプロフィールを設計し、英コスワースによって耐久性のある製品に仕上がりました。
内燃機部品以外にも、様々なニーズに応える製品を製造しています。
エンジンは様々な機能を持つ何十種類ものパーツで構成され、重要な役割を持つパーツは常に進化してます。しかし、自動車メーカーによる量産ベースのパーツでは、形状や材質、精度に制限があるため、自ずとパーツの限界点が決まってしまいます。つまりエンジン自体の性能にも限界があるといえます。JUNはそこに自由な発想があると言うことに着目しました。量産品では得難い可能性を引き出すことを念頭に設計・開発しており、量産品の枠を越えた無限の広がりと可能性が約束できます。
私たちの造るパーツは、内燃機関に組み付けると表には現れない「目に見えない」製品です。故に強度・精度・品質が最も重要視される製品といえます。内燃機関の一つひとつの部品に問いかけ、追求し、その部品の本質を見いだすことは、高性能部品を造る上で非常に重要なことです。生産性を優先するが故に妥協された部品を造るよりも、JUNでは妥協しないことを最重要と考え設計し、そして生産し、それをレーシングワールドで実績に変えて、確固たる信頼を世界より得ています。
材質を知ると言うことは、個々のパーツが求めている、役割、強度、精度、品質を決定する上で非常に重要な事です。常に素材と接している私達は、これまでに蓄積されたノウハウによって、材質を選び、そして高度な加工技術によって、形に変えることが可能です。レーシングテクノロジーの領域においては、不可能を可能にする試行錯誤の連続です。これらのことを私達の工場では日夜繰り返しています。内燃機関において、その良きアドバイザーであり、協力者であるお客様の求めるニーズに合わせて、常に最適な選択が出来るのです。
戦後より二輪四輪を問わず、多くの内燃機関に携わり、長年の経験から生まれた独自のノウハウと豊富なデータベース、そしてエンジンに携わる技術者としてのチャレンジ精神は、今まさに、パフォーマンスパーツとして確実に活かされ続けています。高度な技術を活かし、最新の機械でユーザーのご要望に応えることが私達の誇りであり、次へのステップになります。意匠設計図からのパーツの製作・特殊パーツの設計・製作、そして加工までを手がけ、エンジンパーツに限らず、お客様の必要な物を作り出していきます。